久々にパラキスを読んだ。
グイグイ引きこまれて、さすが、と思わされましたよ。
矢沢あいの物語って小さな3つのパートを繰り返して面白さを演出しているように思える。
1. 「傲慢な男の暴言」に主人公が傷付く。読者は苛立つ。
2. 発言の真意を主人公と読者が知る。
3. 主人公惚れ直す。読者惚れ直す。
あとあと正しさに気づくと、自分に持っていない達観した視点を持っていることに憧れを感じる。
現実でもこれが出来たらかっこいいのか?というとそうでもなく、リアルの世界では2のステップが訪れないから、達観した視点で正論をしゃべると女の子に嫌われます。
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